農林水産省の策略、食料自給率はそんなに低くない
日本の食料自給率は先進国の中でダントツに低い!!
と、よく言われますが実際はどうなんでしょうか?
食料自給率が発表されるとき小さく「カロリーベース」と書いてあります。
実は食料自給率を見る時には「カロリーベース」で見る方法と「生産額ベース」で見る方法があります。
それぞれの計算方法は
・カロリーベース総合食料自給率
(例)カロリーベース総合食料自給率(平成27年度)
=1人1日当たり国産供給熱量(954kcal)/1人1日当たり供給熱量(2,417kcal)=39%
・生産額ベース総合食料自給率
(例)生産額ベース総合食料自給率(平成27年度)
=食料の国内生産額(10.5兆円)/食料の国内消費仕向額(16.0兆円)=66%
では実際に先進国と比べた時の食料自給率を見てみましょう
生産額ベースで食料自給率を見たら極端に低くないことが分かります。
それでは日本は食料自給率が低いというアピールにならないのでカロリーベースを前面に押して発表をしています。
とは言っても自国の食料を自国で賄えるのに越したことはありません。
日本の食料自給率は昔から低かったわけではありません。
上にも書いてある通り米の消費量が減り、外国から輸入した飼料を与えた肉類を消費するようになったのが食料自給率が低くなった要因です。
ちなみに現在の食料自給率に対する国民の意識がこちらです。
83%が不安があると答えました。
明らかに農林水産省がネガティブキャンペーンをした結果ですよ。
日本の行政機関は予算を獲得するために自分達に都合の良いことばかり発表することがあるので注意しなければならないです。
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