【殺人犯は年間300人超】野に放たれる元犯罪者
罪を犯し刑務所へ入所と出所に関する統計を紹介。
法令に違反すれば捕まり刑務所で刑期を全うすることが課せられる。
無期懲役であっても年数に差はあれ仮釈放されることもあり、終身刑でない限り娑婆に出てくる。
例えば殺人であれば刑期を全うしたからと言って亡くなった方が生き返るわけでもない。
刑務所の役割は社会復帰と更生と言われているが現実は半分以上が再犯で刑務所に入っている。
それらを行政発表の統計を元にグラフ・表を作成した。
警察による検挙数
近20年くらいで見ると再犯率が上昇していることがわかる。
再犯での入所が半数を超える
一番初めに紹介したデータは検挙の数ですので不起訴ということもありますし、罰金刑や無罪ということもありえる(有罪率99.9%と言われていますが)。
入所回数でみると半数以上が再入所で2割以上が5回以上の入所というから驚きだ。
刑務所で更生の役割が果たされているのか甚だ疑問だ。
毎年300人を超える元殺人犯が娑婆に出てくる
上の表の出所数は満期釈放と仮釈放を合わせた数値です。
毎年300人を超える元殺人犯が出所していることがわかる。
殺人罪で捕まっても半数以上は刑期満了前に仮釈放される
平成28年の統計だけに絞って出所の内訳を見てみる。
なんと殺人罪で捕まっても半数以上は満期前に仮釈放されている。
参考サイト:平成29年版 犯罪白書